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知見の備忘録

Sansanのモバイルアプリ開発1Dayインターンシップに参加してきた

タイトルにあるように,Sansanさんのモバイル開発の1Dayインターンシップに参加してきました.


集まったのは6名で4名がiOS,僕を含めた2名がAndroidというような感じでした.


開発だけでなく,最初にSansanがどのような会社なのかという説明を結構詳しくしていただき,今までなんとなく「物理媒体の名刺を便利に管理するためのサービスやってんだろうなあ」という感じでした.


たしかにやっていることはそんな感じで間違ってはいないのですが,Sansanさんは「出会いからイノベーションを生み出す」ということを目指してビジネスをしている会社です.


そして,イノベーションがどう起こるかというと,やはりビジネスの世界から今までAppleだったりGoogleだったりがイノベーションを起こして世界を変えてきたわけです.


AppleだったりGoogleは,もともとスティーブ・ジョブズスティーブ・ウォズニアックというような感じで2人の人が起業して始まっていることが多いです.


そしてその2人の出会いは共通の知人からの紹介だったりととても偶発性の高いものが多いのだそう.


ということは,そのビジネスの世界での人と人のネットワークをいい感じにマッピングしたりしてまとめられたら,これからイノベーションを生み出すであろうタックの生成を今までは偶発的なものでしかなかったものをいかに必然的なものにできるかというところに繋がる.


それで,ビジネスシーンで人と人が関わり合うきっかけになるのは殆どの場合,名刺交換である.


というところからSansanさんがやっているサービスは名刺を取り扱ったものが多いというわけです.


めちゃめちゃ奥が深くてここまでで,このインターンシップ参加してよかったと思いました.



自分もなぜその企業がその事業をする必要があって,その事業を世の中に展開することでどれくらいの人をハッピーできるかというところはすごい気にして企業を見ていたので,その部分でいうとSansanさんは事業に対しても熱い思いがある人がおおいイメージでみんなで絶対成し遂げる使命感みたいのも感じられて自分の中ではすごいいい会社だなと思いました.





あとは,司会の人事の方が言っていたことがすごい印象的だったのでメモ.




企業選びをするとき,その企業の福利厚生だったり社内制度を「それは成果を生み出すためのものであるかどうか」という視点で見るといいよということでした.


僕の解釈では,技術カンファレンスに行く費用だったり,技術系の資料を購入する費用を会社が負担してくれるという制度は,いかに新しい技術をキャッチアップして自分たちのプロダクトにいい感じに組み込められるかにつながると思います.これは,新しい技術はどんどん組み込んでいこうということではなく,新しい技術の中でも自分たちのつくっているプロダクトと組み合わせるとパフォーマンスがあがったり,成果を生み出せるものに繋がると思うので,それは成果を生み出すためのものであるという解釈です.


しかし,たとえば社内にベッドがあっていつでも休憩しますとか(本当にあるかはわからないし適当です)は,今までの自分は「休めていいな,最高じゃん」とかすぐ思っちゃうタイプでしたが,それが成果を生み出すためのものであるかどうかと言われれば微妙な気がします.たしかに,よく寝てから仕事をすればだらだら眠いまま仕事をするよりは成果上がりそうな気もしますが,さっきの技術系の費用を負担してくれるという制度と比べるとちょっと違う感じもします.


そういう感じでその会社の社内制度が良さげなのかどうかというのは,今後就活する中で一つの指標として見ていこうかなと思えたのでここもこのインターンシップに参加してよかったなというところです.


実際にやって学んだことについては,自分で解釈して整理して説明できるようにしたいと思います.